- 2009.06
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今日の風、なに色?
バン・クライバーン国際ピアノコンクール優勝で有名になった「辻井伸行さん」のお母さんが書いた本です。辻井伸行さんは生まれつきの全盲ということをニュースで取り上げられることもありますが、この本のはじめにこんなことが書かれています。
本書の題名になっている『今日の風、なに色?』は、
伸行が言った言葉からとっています。眼が見えない伸行に色というものを理解させるために、
「りんごの赤」「バナナの黄色」などと教えていました。
すると伸行は「じゃ、今日の風はなに色?」と聞いてきたのです。眼が見えない伸行にとっては、
大好きな食べ物に色というものがあるなら、
同じく大好きな風に色があっても不思議はありません。
以前、同じように眼の見えない方の創作を手伝ったとき、画材の色を選ぶときに「田舎の古いくもの巣のような色」と指定されたことを思い出しました。色をみたことがなくても、りんごやバナナやくもの巣のイメージと結びつけることにより、色のイメージを感じられるのかもしれませんね。
そういえば、5年ほど前に私も「風の色」という記事を書いていました。
http://clm.artiro.com/23
やっぱり風にも感じる色があるように思います。

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