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無彩色の迫力 -十二神将像-

奈良県の新薬師寺に行ってきました。目的は、塑造(そぞう)十二神将像です。

寺の本堂に入ると真ん中に仏がいます。そしてその仏の周り、円形に12人の像が立っています。仏を守るため、みな外を向き武器を構えています。半年程前にTVでこれを見た時から是非見に行きたいと思っていました。画面を通してでもその迫力が伝わってきたからです。

その12の像はそれぞれが人とほぼ同じ大きさで造られています。塑造、つまり粘土で造られていてその色彩は茶色がかった灰色です。

像の前に立った時、その迫力に圧倒されました。
土だからこそ出せる顔の表情がとても恐く「これは勝てないな…」とたじろいでしまった程です。そして、色彩が無いからこその迫力を感じました。

しかしこの塑像、よく見ると少し色がついています。説明によると、造られた当時は群青や青、緑、朱、金箔などでぬられていたそうです。土は保存の利く素材ではないため、長い年月の間に色あせてしまったのでしょう。

この像にどんな彩色がなされていたのか…想像してしまいますね。

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